園田5R フミタツイロハ複勝(8.0倍)購入理由

園田5R C2ー3組 1400m 10頭立て

このレースは最初は「単勝1.2倍のイサチルリョウマで堅いだろ?」と思っていたました。前走6ヶ月ぶりの休み明けながら、C3−2組を57kgを背負いながら逃げて楽勝し、今回がC2クラスへの昇級戦だったのですが、休み前にC2ー1組を既に快勝している馬で、昇級は形だけ。叩いた上積みも見込めるし、鞍上も吉村騎手なので、ここは「まぁ取りこぼさないだろ?」という感じでした。

ところが、他の馬を見てみると・・・内からクイーンストーリー、ガールズティアラ、そして2番人気のジャルダンヴェールが逃げたい馬。更に能力的に今回は前に行けないだろうが、1番のエイシンスピンドルと9番のウインディスティニーも前で競馬したいタイプだったので、どう考えてもHペースは免れない組み合わせだったのです。

「こりゃイサチルリョウマは展開がかなりきついな・・・」2番人気のジャルダンヴェールや4番人気のガールズティアラも決して弱い馬ではなく、この2頭にガンガン競りかけられると潰れる可能性は結構あり、人気の程の信用がおけなくなってきたのです。

更にイサチルリョウマは馬場が渋った時は、このクラスでは抜けた時計で走れますが良馬場の時は1分33秒台程度でしか走れず、このくらいの時計なら、他の馬でも十分出せてしまうので、「展開的には逃げ馬だらけ、そして今日は良馬場、そして斤量56kgかぁ・・・こりゃあぶねーなぁ」

イサチルリョウマが絶対視できなくなり、かと言って、2番人気のジャルダンヴェールも展開面で厳しいのは確定的だったので、「ここは差し馬狙えばかなりおいしいのでは?」と人気馬2頭がHペースで飛ばし、直線で”漁夫の利”的に差して来れそうな馬を探すと・・・

3番人気のグッドアビリィティしかいなかったのです!!

「グッドアビリティか・・・」いくら展開的に人気馬がやり合いそうでも、1、2番人気の能力はここでは1枚抜けているので、出来れば複勝で勝負したいところだったのですが、グッドアビリティの複勝オッズは1.5倍〜2.9倍と下限値2.0倍以下だったので、買う気にはなれなかったのです・・・

「でも他はロクな馬いないからな・・・」

出走馬のほとんどが逃げ・先行馬で後方から差して来れそうな馬はグッドアビリティくらいしかいないのですが、さすがに複勝ではオッズが安すぎる。だが、単勝を買うほどの自信まではなく、どうしようか悩んでいる時に、目に入ったのが、大外枠のフミタツイロハでした!

この馬、3歳牝馬で前走で初じめて古馬と対戦しており、7着と負けていたのですが、時計を1秒以上詰めていましたし、4コーナーから着順こそ上げられていなかったですが、垂れてもいないという内容でした。

「グッドアビリティの様に差してはこれなさそうだが・・・付けた位置は確保できそうだな」

「古馬と初対戦だった前走からの上積みは見込めるし、Hペースで人気馬が自滅すれば、差して来れるのはグッドアビリティしかいないわけだから、バテた先行馬なら交わせそうだぞなぁ・・・複勝圏内くらいならありえるぞ!」

ちなみにフミタツイロハの複勝オッズは5.4倍〜12.4倍と高配当!「よし!これなら買えるな!」となったわけです。

Hペースを予想するレースでは、4角から着順を上げられる馬を狙うのがセオリーですが、今回は、グッドアビリティ1頭しかおらず、それが人気だった為、「着順をあげられないかもしれないが、バテずに粘れる」フミタツイロハの複勝を購入しました。着順を上げられなくて前の馬が勝手に垂れてくれそうでしたし、まったく人気がないので勝負する価値ありと判断したわけです!!

そしてレースの方は・・・

スタートから1、2番人気がどちらも譲らずマッチレースの様に1コーナーに入っていき、後続を10馬身以上ぶっちぎって完全に暴走モードに!

(見づらいですが、画像の上半分が全体の隊列を写してます)

3コーナーまで馬体を併せた雁行状態を続けていた2頭だが、先にバテたのはなんと1番人気のイサチルリョウマ!!!断然人気を競り落としたジャルダンヴェールが先頭で4コーナーへ入って行き、後ろから追ってくるのは、やはり唯一のまともな差し馬グッドアビリティ!

「グッドアビリティの単勝の方が正解だったかな?・・・」と一瞬思いましたが、4番手にジワジワと上がってきていたのがフミタツイロハ!!!!

「おおっ!いけるか?」

直線に入ると、さすがに脚色がお捉えたジャルダンヴェールをグッドアビリティが楽々捉え先頭に立つ!そしてフミタツイロハもバテたイサチルリョウマを交わし複勝圏内である3番手に上がった!!!

結局、そのままの順でゴールし、見事馬券的中となりました!!

しかも単勝1.2倍のイサチルリョウマが着外に沈み、フミタツイロハの複勝は800円まで跳ね上がってくれました!!!

今回は完全に人気馬2頭がやり合ってくれた為の結果でしたが、実はこのレースの超Hペースを演出したジャルダンヴェールの鞍上はJRAの新人西村騎手だったのです。

斤量が3kg減の51kgだというのも大きかったと思いますが、園田の吉村騎手相手にあれだけ派手に競りかけられるのも大したものだと思います・・・園田の若手だったら、手綱を引いていたでしょうからね・・・