ダ1800mで前半1000m60秒8で絡まれながら逃げて4角で外に逸走したのに微差4着のピットボスって強いんじゃねーの?

阪神10R 灘ステークス(1600万) ダ1800m 14頭立て

このレースは単勝1.7倍のハイランドピークをはじめ、内枠からディープオーパス、マイネルトゥラン、ノーブルサターン、タガノディグオと逃げ・先行馬がズラリと顔を揃えていた。

前走で圧倒的1番人気に推されながら横山典騎手が最後方からの競馬をして9着と期待を裏切ったハイランドピークに関しては、今回、福永騎手に乗り替わっているので、逃げるかどうかは微妙だが、仮にハイランドピークが逃げなくてもHペースは免れないメンバー構成で絶好の差し馬狙いのレースだったのだ!

そしてこのレースで後方からまともに差して来れそうなのは、3番人気のオースミラナキラ、5番人気のネイビーブルー、8番人気のマイネルビクトリーの3頭なのだが、この中で1番人気のあるオースミラナキラは川島騎手のお手馬で能力はあるのだが・・・いつも外々を回し脚を余して掲示板というパターンが多く、Hペースの消耗戦になりそう今回は、直線で馬群がバラけそうなので内を通った差し馬に追いつけないイメージがあり、切る事にした。

残った2頭は能力的には甲乙つけ難かったのだが・・・

ネイビーブルー=10.0倍

マイネルビクトリー=49.1倍

なら当然、マイネルビクトリーを選ぶ!!この馬はダートの2100mや2400mで好走しているようにスタミナが持ち味でスローペースで”切れ味”を求められる1800mなら買えないが、今回のようにHペース濃厚で直線でバテ合いのスタミナ比べになりそうなら1800mなら、むしろ合うだろう。鞍上も幸騎手なら距離ロスなく内を突いてくれそうだ!

元々、「まともに走ればハイランドピークが勝つだろう」と思っていたのと、マイネルビクトリーの複勝が7.6倍〜14.7倍と高配当だった為、単勝は買わずに、複勝1点で勝負する事にした。

「ハイランドピークがHペースに巻き込まれて飛んでくれれば複勝跳ね上がるんだけどなぁ・・・」と淡い期待を持っていざレースへ!

スタートが切られると、逃げたのはピットボスだった!これはちょっと意外だったが、押して押してハナに立ちペースを上げてくれたので、むしろ嬉しい誤算だ!さしてそのピットボスに同枠のタガノディグオが競りかけて行き、後続を2〜3馬身離し併せ馬状態でどちらも譲らない!3番手のディープオーパスは前2頭について行こうと押っつけながら追走してくるが・・・それ以下は前を追いかけるのを諦め、手綱を抑えはじめた。

1番人気のハイランドピークは5〜6番手に控えており、逃げ争いに加わってくれなかったのは残念だが、4枠2頭+ディープオーパスが、その後もスピードを緩めずにグングンリードを広げてくれ1000m通過1分00秒8という芝並みのペースを演出くれたので、テンションが上がる!!「これはズブズブの差し決着になるぞ!!」

3〜4コーナーに差し掛かると大逃げ状態だった4枠2頭に後続が一気に襲いかかる!

2頭のリードは見る見る無くなり、逆に手応え良く上がって来たのは断然人気のハイランドピークだった!「クソ!ハイランドピーク控えても強いのか?」出来れば飛んで欲しかったハイランドピークだが、この手応えでは楽勝だろう・・・と思っていたら、4コーナーで逃げていたピットボスが大きく外に膨らみ、煽りを受けたタガノティグオともども大外に飛んで行ってしまい、ハイランドピークに「さぁどうぞ」と言わんばかりにインを大きく開けてしまった。

その影響で”がっぽり”空いたインを楽々と突けたハイランドピークが直線入口では早くも先頭に並ぼうかというところまで来てしまい、最早、勝つのは確定的になってしまったのだ・・・

手応え通りに追い出されると一瞬で先頭に立ったハイランドピークが後続をちぎりはじめた!

内で追いすがっているアンデスクイーンや4コーナーで外に振られながらしぶとく粘っているピットボスには苦しい展開だ。

そして、ここで後方から伸びて来たのがマイネルビクトリーとオースミラナキラだ!!

「よっしゃー!来た〜!!!」

予想通り、内を捌いて上がって来たマイネルビクトリーと大外を回して追い込んで来たオースミラナキラ!「この差が最後に応える筈だ!!!」

1着でゴールしたハイランドピークの後ろで4頭横並びの2着争いとなったが・・・

「やっぱりな!」大外回したオースミラナキラが届かず、この争いから脱落し、道中で内を回っていたマイネルビクトリーは垂れた先行馬を捉えしっかり2着を確保したのだ!3着は微差で人気のある方のアンデスクイーンが粘ってしまったので、マイネルビクトリーの複勝は下限値近くの790円と跳ね上がらなかったが、まぁ1点で仕留められたので良しとします。

この展開で5番人気のネイビーブルーが11着に沈んだのは意外でしたが、差し馬はどうしても”不発”ありますからね・・・

しかし、このレースで1番強かったのは、暴走気味のペースでタガノディグオとやり合い、4角で大きく膨れて距離損をしながら最後、微差の4着まで粘り通したピットボスですね!!今まではまともに先行すら出来ていなかったのですが、無理矢理にでも逃げてしまえば、これだけ粘れるとは・・・今回、馬券圏内を外した事で、おそらく次走も人気にはならないでしょうが・・・ダ1800m使って来たら絶対に狙おうと思いました!!

ただ・・・こういうパターンって次走は逃げなかったりするんですよね・・・