2018年天皇賞・春(G1)回顧 絶好の1枠2番のチェスナットコートが3〜4コーナーで外を回しやがった

昨日行われました天皇賞・春(G1)は2番人気のレインボーラインが道中、後方から直線で内を突き鮮やかに差し切りG1初制覇となりました。

鞍上の岩田騎手もレッツゴードンキの桜花賞以来、約3年ぶりのG1勝利を決めましたね!最初の1000m通過が1分00秒1とレコード決着の去年ほどではなかったですが、逃げるヤマカツライデンが淀みのない流れでレース引っ張り、残り1000m手前からサトノクロニクルやトーセンバジルが早めに動いてくれたので上がりのかかる消耗戦になったのはレインボーラインにとってプラスだったとは思いますし、この流れであれば、直線で馬群がバラける可能性が高かったので、岩田騎手得意の”直線のイン突き”が見事にハマった格好となりました。

レース後に岩田騎手が下馬し、故障や引退が心配されましたが・・・右前肢ハ行という診断で即引退とかではなかったのでなによりでした。ステイゴールド産駒で晩成型だと思っていましたし、今回G1を勝って「これから」の馬ですからね・・・また、この馬、いつもあまり人気にならないので、馬券を買う身としては重宝する存在なので、まだまだ頑張ってもらいたいところです!

2着には1番人気に支持されていたシュヴァルグランが入線し、一応の格好はつけてくれましたね・・・前走は距離の短い大阪杯で13着と大敗していましたが、やはりこの馬、長距離だと走りますね!今回は強気に先行して2着に粘り込みましたが、淀みのない流れで後続各馬から目標にされる苦しい展開でしたが、この展開で2着に粘ったのは評価出来ると思いますし、負けはしましたが、溜めても切れないこの馬には、今日のような戦法が合っていると思います。展開的には差し馬の流れでしたが、仮にシュヴァルグランが控えて後方から競馬していたら、レインボーラインは差せなかったでしょうし、下手すれば馬券圏外に飛ぶ可能性もありましたから、ボウマン騎手の判断は正しかったと思いますし、ペースがちょっとでも落ち着いていれば、この馬が押し切っていたでしょうから、今回の負けは仕方ないと思います。能力の衰えは感じられませんでしたので、今後も中距離以上ならG1でも活躍できるのではないでしょうか?

3着には4番人気のクリンチャーが入りました。代打騎乗の三浦皇成騎手はソツ無く乗ったと思いますし、今回は折り合いもついていましたが、やはり良馬場のG1で勝ち負けするにはワンパンチ足りませんでしたね・・・今日の展開なら、レインボーラインはともかく、先行して早めに先頭に立ったシュヴァルグランを交わせなかったのはいただけないですし、この馬よりも2〜3頭分、外を回したチェスナットコートに最後は3/4馬身差まで詰め寄らていましたからね・・・この馬が、G1を勝つには、”重馬場以上”が必須条件となるでしょうね・・・

ただ、クリンチャーの”重巧者”ぶりは有名ですので、その際は配当妙味がなくなりそうですけどね・・・

今年の天皇賞・春は2番人気→1番人気→4番人気の堅い決着だったのですが、オッズが相当割れていた為、配当はけっこうつき、上位人気を馬連BOXした私の馬券も的中して、一応儲かるという結果となりました。

まぁ6点買いで10倍の配当だったので、大して儲かってないですけど・・・

残念だったのはチェスナットコートがせっかくの絶好枠を活かせず、3〜4コーナーで外を回した事です。結果論ですが、ラチ沿いで脚を溜め、直線も内を突いてくれれば、頭まであったと思います。3〜4コーナーはよりによって内から5頭目の大外を回しましたからね・・・京都の3200mでこれをやられると、まず勝てませんからね・・・

それでも直線は外から良い脚で追い込んできて、勝ち馬から0.3秒差の5着ですから、馬は頑張ってくれたと思いますが・・・チェスナットコートは中距離路線ではちょっと能力が足りないと思いますので、ここを取りこぼしたのは痛かったと思います。

とりあえず、馬券は当たってプラス収支だったので良いのですが・・・レース後に「チェスナットコートが内を突いていれば・・・」と思ってしまう内容でした。

関連記事=2018年天皇賞・春(G1)前日予想

コメント

  1. ボムジュン より:

    お疲れ様です。

    去年に比べるとかなり低調なメンバーだったので、波乱の可能性もあるかと思ったのですが、極めて順当な結果になってしまいましたね。
    勝ったレインボーラインは、岩田騎手のイン付きの好騎乗もありましたが、年を取るにつれて力もつけてきていたのもあるんだと思います。

    シュヴァルグランはやはり、3000超の距離では強かったですし、ボウマン騎手も上手く乗りましたが、出し抜けを喰らった感じですね。

    クリンチャーは良馬場ではカモかと思いましたが、僅差の3着。今回は上がりがかかったのが良かったのかもしれません。依然として瞬発力勝負では少し見劣る感じがしました。

    チェスナットコートは、外を回したロスはかなり痛かったと思います。内をついて進路が開かなかった可能性もあるので何とも言えませんが、4着に食い込んだミッキーロケットのような競馬をしていれば、違った結果もあったかもしれませんね。

    着外に沈んだ馬では、正直ガンコは完全に過剰人気だと思っていたので、この惨敗は必然でしょう。日経賞は完全に展開に恵まれただけで、軽量だったのに、適性外の距離走っているロードヴァンドールすら交わせなかった、日経新春杯3着ぐらいがこの馬の本来の実力だと思います。

    アルバートは、伸びかかって止まるあたり、流石に衰えが感じられます。
    もうこの馬は暮れのステイヤーズステークスぐらいしか勝ち負けは出来ないなと感じました・・

    私が爆穴指名したスマートレイアーは、直線で大外ぶん回してしまったのが致命的でした・・ 
    最後方待機でコースロス無く走っていたので、直線でレインボーラインの通ったルートを追いかけていれば、お終いはレインボーラインに次ぐ上がりタイムを叩き出していただけに、もう少し際どい結果になっていたかもしれません。

    ただレースレベルとしては、他の芝のレースのタイムとの比較やヤマカツライデンが飛ばしたペースを考えると、タイム3分16秒2は平凡なタイムで、過去5年よりも遙かに遅いですから、全体的にはかなり低調なレースだったと思います。

    正直今回上位に来た馬の中で、宝塚記念や秋のG1戦線で勝ち負け出来る馬は殆どいないのではないかと私は思っています。
    実績上位のシュヴァルグランも、去年の力があれば恐らくもっと突き放して勝っていたのではないでしょうか?
    年齢考えても、この馬も秋はかなり厳しい戦いを強いられる可能性は高いと思います。

    • 単複 より:

      お疲れ様です。
      今回の天皇賞は出走メンバーも実際の内容も低レベルだったのは同意です。
      宝塚では天皇賞組は軽視で良いでしょうね。

      シュヴァルグランも自身の衰えは感じませんでしたが、4歳世代との勝負では今後、分が悪そうですね…
      ただ、先行出来そうな組み合わせで上がりかかる展開になれば馬券圏内には来れると思いますので、チェックはしておきたい1頭です。
      秋まで衰えないかはなんとも言えませんけどね…