完全にカモだと思っていたスプリングブレンドだが下原騎手の思い切った騎乗にハラハラさせられた

今日は園田の1Rから”カモ”を発見できたので、朝一から馬券を購入する事が出来た!

園田1R C3ー3組 1400m 10頭立て

このレースの1番人気に支持されていたのは下原騎乗のスプリングブレンドだった。この馬は、C2ー2組で逃げられる先行力があり、朝一の最下級条件だけあって他のメンバーも弱く、鞍上も下原なので馬券は売れたのだろうが・・・ハッキリ言ってかなり危険な人気馬だった。

まず、今回は1月以来の休み明けの時点で割引が必要だし、この馬は揉まれ弱く、すんなり先行出来ない時は大敗するというタイプなのに、今回は最悪の1枠を引いてしまった。このレースには馬券的にはまずいらないが外枠にアグリナンバーワンとクイーンストーリーという「逃げないとダメ」な馬が出走していたのも運が悪い。この2頭が外から飛ばすのは明白でスプリングブレンドは内で包まれてしまうだろう・・・仮に休み明けでなくても最内枠なら切りたいくらいなのに、3ヶ月ぶりの実戦とあっては「これはもう消すしかないだろう?」という感じだったのだが、単勝オッズは・・・

1.4倍と圧倒的に売れていた!

「しめしめ・・・これはおいしいぞ!」

単勝オッズを見てもわかる通り、このレースはスプリングブレンドとマサルーキー、ミヤビキララコの3頭の能力が抜けており、他の馬は時計が2〜3秒遅い馬ばかりだった。スプリングブレンドを消したなら残る候補は2頭のみという園田の1Rらしい簡単なレースだ!後方から差してきて、掲示板という競馬が多いマサルーキーも今の馬場では頭はなさそうなので外枠から先行出来て、終いもそこそこ脚を使えるミヤビキララコの単勝以外、何を買えば良いのか?というくらいのレースなので、ミヤビキララコの単勝1点で勝負する事にした!

スタートが切られると逃げたのは予想通り外枠のクイーンストーリーだった!そして2番手にアグリナンバーワンが、3番手にミヤビキララコが取りついた。

「よしよし狙い通りだ」断然人気のスプリングブレンドはインの4番手になり、やはりスンナリ先行とはいかず、大敗の匂いがプンプンしてきたので・・・「良い展開だ」と思っていたのだが・・・

ここでスプリングブレンドの鞍上下原が包まれるのを嫌いスゥーと馬を外に持ち出したのだ!「なに!?」「くそ!さすが下原だ分かっているな・・・」スプリングブレンドが内で包まれる事はこれでなくなった為、若干嫌な予感が漂ってきていたところに・・・向正面に入った瞬間に下原はなんとスプリングブレンドにムチを入れ追い出したのだ!

「おいおい!まだ向正面に入ったばかりだぞ?さすがに早すぎるだろ?」

これには前を行く馬達も戸惑い、3番手のミヤビキララコは追い出したスプリングブレンドに交わされたが、ついていかずにやり過ごしマイペースを維持する事が出来たが、逃げていたクイーンストーリーはそうもいかず、必死に抵抗をするが・・・元々の能力が違う為、まったく相手にならず、3コーナー手前で早くもスプリングブレンドが先頭に立つというメチャクチャな展開になってしまったのだ。

そして、もう止まれないスプリングブレンドは下原がその後も追い続け、4馬身、5馬身と後続を離して行く!逃げていたクイーンストーリーと番手にいたアグリナンバーワンはこれが応えズルズル後退していくが、ミヤビキララコは持ったままでスプリングブレンドとの差をジワジワ詰めはじめた!

「まだ3コーナーだ。こんなペースで脚を使って最後まで保つわけがない!焦るなよ中田!」

4コーナーに入ると仕掛けを開始したミヤビキララコがグングン、スプリングブレンドとの差を詰めて、直線入口では2馬身差まで詰め寄った!

「よーし!射程圏だ!大丈夫だ捉えられる!」

だが・・・

直線に入ってからスプリングブレンドに馬体を併せたミヤビキララコだが、ここからなかなか交わせない。向正面から脚を使い続けているスプリングブレンドが下原の豪快なアクションによって驚異的な粘りをみせていたのだ!

「マジか?まだ粘るのか?」だが着差はもう僅か・・・ここはなんとしても差しもらうしかない!「差せ!差せ!中田!差せ!!!」

すると・・・ゴール寸前でようやくスプリングブレンドの脚色が鈍り・・・

「あっぶねー」ギリギリクビ差交わしたところがゴールだった。

「まさかスプリングブレンドがあそこまで粘るとは・・・」包まれたら終わりのスプリングブレンドの内枠を上手く捌いた上に、馬場を考慮した早仕掛けをかまし、完全にバテていた馬をあそこまで粘らせるとは・・・「さすが下原」という騎乗にヒヤっとはさせられましたが、それでも勝ったのはミヤビキララコだったので、単勝7.8倍は無事、的中となりました!

コメント

  1. ボムジュン より:

    お疲れ様です。

    このレースで、単勝狙うならミヤビキララコでしょうが、唯一C2で好走したスプリングブレンドを消すのはかなり勇気がいると思うので、これは見事ですね。

    スプリングブレンドは内枠は懸念材料ではありましたが、先行しそうな馬は殆ど外枠ばかりで、近接枠の馬は差し馬ばかりでしたから、下原の腕なら包まれずに出せる可能性は大だとは思ったので、カモ扱いには出来なかったですね。
    ただ、他の人気2頭と実力的にそんなに差はあるとは思ってませんでしたから、1.4倍というのはかなり過剰人気だとは思いました。
    他に勝ち負け出来るとしたら、先行出来るミヤビキララコぐらいしかいませんですから、期待値考えたらこの馬の単勝ってのはアリだったかもしれませんね。

    休み明けに関しては、単複さんも以前記事で書かれていましたが、園田競馬は他の競馬場と違って、休み明けでも仕上げてくる馬が多いですから、馬体重などの変動も無かったので、今回のスプリングブレンドに関してはマイナスだとは思わなかったですね。
    単複さんがそこを懸念材料にされていたのは意外でした・・

    • 単複 より:

      お疲れ様です。
      確かに園田の休み明けは他の競馬場に比べて比較的走る方ですが、それでも能力拮抗時は、マイナス材料には変わりなりませんからね…能力が抜けている馬であれば、3ヶ月くらいの休み明けならそれほど気にしませんが、今回のスプリングブレンドはミヤビキララコとマサルーキーの二頭とはそれ程能力差はありませんでしたので当然、マイナス材料としては考えますよ。

      園田は休み明けだからと言って安易に切らない方が良いという事でマイナス材料にカウントしなくても良いと言うわけではないですから今回のスプリングブランドは割り引きました。

      まぁ先週の阪神メインのように約1年ぶりの出走で勝ってしまうグレイトパールのような馬もいますけどね…

  2. ボムジュン より:

    まあ、他の地方競馬の休み明けのヤラズはひどいですからねえ・・
    特に笠松、名古屋はまともに仕上げてる方がレアケースみたいな感じですし・・

    JRAに関しては、最近は殆ど休み明けでもキッチリ仕上げてきますから、あまり気にしなくなってしまいましたね。
    グレイトパールの場合は、元の能力が抜けすぎてて、余裕残しでも勝ってしまった可能性もありますが・・

    あと、全然関係ありませんが、園田に昨日から新しく石堂響君という新人ジョッキーが入りました。
    園田競馬は新人への減量が2kgから始まるという、他の競馬場に比べて過酷な条件だったのですが、今年デビューの新人騎手からルール変更でJRAと同じ減量規定になったため、彼は、今園田で只一人だけ3kG減で乗れる非常に美味しい立場にあるジョッキーです。

    石堂騎手は、既に昨日の4レースで早くも勝利を挙げており、今日は私は園田4レースで、斤量的にも展開的にも有利なカヤクの単勝狙いで4.8倍を頂きました。
    (この儲けは、夜の東京スプリントの勝負で殆ど消えてしまいましたが・・)

    蒼々たるベテラン騎手を相手に積極的な先行策で好走するなど、結構勝負度胸もありそうな騎手なので、チャンスのありそうな馬の時は狙っていきたいと思っています。
    新人なので、配当妙味もありそうですし。

    • 単複 より:

      園田の石堂騎手は昨日デビューでしたね!
      昨日は1Rで3番人気に支持されてたので、注目していたのですが、スタート後になんかもたついて馬群から4〜5馬身遅れてしまい結果ブービー負けだったので「やっぱ新人はダメだなぁ」と思っていたら4Rのナリタクローネでは別人のように4角先頭という強気な競馬で、押し切ってしまったのでびっくりしました!

      今日のカヤクも9馬身差の圧勝でしたから結構、乗れる騎手かもしれませんね?3kg減はかなり大きいですから「石堂狙い」はアリかも知れませんね…
      ただ、馬券的には私はこの逆パターンを良くやるんですよね…笠松で同じく減量騎手の渡辺竜也騎手が減量を武器に良く馬券に絡むのですが、次走で減量無しの騎手に乗り替わると、前走着順が良い為、人気になるんですが大抵着順を落とすのでカモに出来るんですよね!
      なので私は今後、園田で石堂→他の騎手の乗り替わりをぶった切る方に密かに期待しております!下原、田中、吉村以外なら斤量の恩恵が無ければまず着順を落すでしょうからね…